亡くなった方への病院の対応
ご無沙汰しております。早9月も終わりです。 今月は、北九州市では、死亡者が多かったようで、多忙を極めました。新型インフルエンザの発生が顕著になってきていることと関係があるのかなと思ったりしています。
さて、今回は、病院で亡くなった後に私たちが病院に遺体を引き取りに行きますが、その時の出来事です。
さる病院(北九州市近郊の病院)で、亡くなった方がいて、FSN代理店である中村組葬儀社の大里斎場まで搬送を行ったときのことです。
通常、我々は病院の霊安室に遺体を引き取りに行きます。その場合、病院側は、遺体の体を拭いて浴衣を着せている状態が多いです。私が感じる中においては、この過程で亡くなった方の衣服を着せている病院や緩和ケア病棟などがあります。こんなところは、なかなか亡くなった方への病院の気持ちであったり、遺族の方々への精神的なケアが行き届いているのだろうなあと感心したりします。
さて、この北九州近郊の病院の霊安室で、遺体と対面した時に少し驚いたのが、仏衣を着ておりました。要は、白装束というやつです。最初に思ったのは、この病院は、どこかの宗教法人系列の病院なのかなと思い、そうじゃないなら、これまた葬式のことが分かる人たちなのだろうなあと感心しました。私としては、葬式が分かっているのであれば、少しでも粗相があるとまずいと思いながら、遺体の引き取りました。斎場について安置をしていると遺族の人が病院から電話がかかっているから変わってください。と言いまして、施工を担当する者が電話で病院をやり取りしていました。そうこうしているとこの担当者がかなり怒り始めました。なんか問題あったのかと思っており、話をしている内容を注意深く聞いていると、病院側は、葬儀社に対して、遺体に仏衣を着せているからその代金を支払えと要求していることがわかりました。病院を出るときには、感心したことでしたが足元が見えたというかなんというか浅ましい話で情けなくなりました。
この病院では、これが当たり前みたいな感じで、要求しているので、担当者が怒る気持ちをわかります。仏衣を着せるのは、仏式で葬儀を行う場合であり、仏式でも宗派によっては仏衣を着せる必要もありません。ここら辺を本当に理解しながら、病院が行った行為とは思えませんし、情けない話です。
この病院では当たり前のように言っていたということは、それを許しているこの病院の近くの葬儀社がいるということでこれまたあきれる限りです。ちゃんと教えてあげないと問題です。何か、患者さんや亡くなった方をお金としか見ていないようですごく嫌な気持ちになりました。こんな病院には、自分は入院したくはありませんね。 そう考えると、我々葬儀社が見る亡くなった時の病院の対応で、その病院のサービスの善し悪しを図る材料にはなるように感じました。
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