2010/7/31 土曜日

111歳の高齢者が亡くなっていた事件

Filed under: 閑題 — admin @ 9:11:39

1昨日より、新聞・テレビで大きく報道されています。東京都足立区で、東京都の最高齢者の云われていた方が30年前に亡くなっていた事件について感じたことを記します。 このブログは、こんな時事問題を取り上げることは、そぐわないかもしれませんが、ご容赦ください。

この事件、遺体がミイラ化し、染んだのは30年以上前らしい。そして遺族は、長寿のお祝いの金品を公的機関から授受し続けていたことや、数年前に亡くなった妻の遺族年金などの受領したいたことなどが大きく報道されています。

どこで読んだかの記憶は定かでないのですが、以前に読んだ物の中で、「人が死ねば愛用の品が残る。においが染みつき、ふとした折に生前の姿かたちがたちあがってもくる。その重なりが家の歴史を築いていく」と言った言葉を思い出しました。

こんな家の歴史も、死者をみとり、しっかりと葬儀を行い、家族の死をきちんと受け止めることがあってこそなのだと思います。
「生あるものは、何時か亡くなる」と言った言葉や、「家の歴史」と言ったことも、死を受け止め、今を生きることが出来ていないと成立しないのだと思います。

この家の方は、死者を30年以上、放置し続け生きていたことで、今を生きるために必要な金品を受領したのでしょうが、その家の歴史や人間性みたいなものを捨ててしまったような気がします。こんなことでは生きていく意味がないように感じました。

新聞報道を見てみると、数年前に亡くなった奥様という方は、元教員だったということですが、この奥様も生前既に亡くなっていたと思われる旦那さんを放置していたわけで、奥様のこの間どんな状況で暮らしていたのかは不明ですが、仮にお元気であったときに、旦那さんが亡くなっていたのであれば、奥様の感覚を疑います。とくに教員という職業からすると、人にモノを教え、人の道を教える立場の人間が、死を大事にしないとなれば、世も末だと思うのは、私だけでしょうか。

2010/7/14 水曜日

大分県 大野葬祭さんでのリニューアルイベント開催

Filed under: 未分類 — admin @ 16:11:33

先般、わがFSN九州の代理店の有限会社大野葬祭さんで、斎場リニューアルに合わせてイベントを開催しました。その内容をレポートします。

 

九州圏内のご葬儀の状況を見たときに、ご葬儀代金やサービス内容を比較したとき、各社さまざまでありますが、各県単位の状況を見たときに、大分県のサービスがかなり遅れている事があります。それは、「湯かん」です。

FSN九州(フューネラルシステムネットワーク)という、九州50数社、100数斎場の加盟する組織があります。

大分県では、大分市の風の荘、宇佐市の秀平葬祭、日田のこうだ玉川斎場、豊後大野市の大野葬祭、佐伯の柴田装具店が加盟しております。

先日、FSN九州の会議を福岡で行っていた際のことですが、大分県以外の葬儀社の8~9割は「湯かん」を行う環境が整っているのに対し、大分は1社も「湯かん」を執り行える葬儀社が存在しなかったのです。また、「湯かん」の業者が存在しないことがわかりました。

 

「湯かん」とは、湯灌専門スタッフにより、故人様に浴槽につかっていただき、体の隅々まで洗体を行い、続いて洗髪、シャンプーにトリートメント、ドライヤーで乾かした後は、髪をセットし、顔そりをし、お化粧により整えさせていただき、最後にご要望に応じて旅衣装に御着替えをさせていただくというものです。その際もご遺族の方に確認を取りながら、より生前のお姿に近づけるよう努力をさせていただいております。

それもすべては「ご遺体の尊厳の保護」という観点に則った儀式であり、ご遺族の方には「故人が最後にお風呂に入ることができ、また、自分たちの手で最後のお見送りをきちんとしてあげることができた」という感謝の言葉と、ともに大変高い評価を頂いております。

そこで我々、FSN九州、大分ブロックメンバーは大野葬祭を中心に、大分でその湯灌の事業所を開設し、大分の葬儀文化向上のため、取り組みを開始しました。

 

大野葬祭におきまして、最初に取り組みはじめたのが今年の3月くらいですので、まだまだ日が浅いのですが、消費者よりスタッフの期待以上の高評価を得ることができている状況です。

 

また、このたびこの「湯かん」というサービスを広める良いきっかけとして、「大野葬祭みえ」におきましてリニューアルオープンイベントを73日の午前930分より行い、そこでデモンストレーションを行いました。

また、そのほかイベントの内容として、出棺の際に実際に流す葬送曲の生演奏三重奏(ピアノ、チェロ、バイオリン)を聞きながらの食事や、ご葬儀セミナービデオ放映、また、福岡より、葬儀アドバイザー神田紀久男先生をおよびし、講演を行います。「老後を安心して暮らすために」というもので、ご葬儀の事前準備をすることがタブーではなくなってきたこと、ご葬儀で不満を残すことが無いためには事前準備が必要である。という内容でした。また、同社は大分県で一番ありがとうと言われる会社を目指し、「思い出アルバム」として、5分間のビデオ放映や、メモリアル品、写真などを展示し、故人の生前のご功績を広く会葬者にお伝えできるよう努めています。また、葬儀の縮小化を見越し、モダンリビング葬(家族葬ルーム「絆」)をオープンなどの紹介を実施しました。

 

この先、高齢化社会は進み、葬儀も縮小化の傾向にあります。そして、これからは葬儀社はサービス業であるという自覚をさらに強め、葬儀社視点でなく、また、会葬者視点でもなくご遺族視点、さらには故人視点に立った展開をしていかなければならないという考えに基づいて事業を行っているとの大野葬祭の川野社長のお話でした。

 

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