2009/8/20 木曜日

今、何をすれば良いですか。

Filed under: 仕事 — admin @ 16:19:47

ようやくお盆が終わりました。ようやく本格的に仕事に復帰しつつあります。さて、お盆の時期には、どの地域でも盆祭りや納涼大会などが開催されます。私の地域でも、8月16日(日)に納涼大会が開催されました。私も娘の小学校のPTAの仕事をしている関係で自治会等の地域諸団体の方々にお世話になっている関係で納涼大会のお手伝いをしておりました。

納涼大会の中で、娘の同じ学年の母親とお話をしていました。この方は、転勤族で、出身も九州の方ではないことは知っておりましたものですから、私は、質問しました。「あんた、お盆は実家に帰らなくていいのかね。」その回答は、「家に帰ると親がうるさい。家族でどこかに遊びに行くのも、お金もかかるし、どこに行っても人は多いし、家にゆっくりしているのが、一番良い。でも、子供たちは、どこかに連れていけと絶対に言うから、一番近い、この納涼大会が一番いいのよねえ。」という答えでした。なるほどねえ。と関心する部分もありますが、せっかくのお盆だし、ご先祖さんのことを思ったり、子供たちに自分の家のことを考えてもらうためにきっかけには、お盆という時期を活かした方が良いのではないかという私なりの考えをお話しました。このお母さんは、ある程度、気づいてくれたみたいで、来年は、お盆は帰省しようかなあ。なんて話をしていました。この話を聞いていた別のお母さんから、質問を受けました。「今の話を聞いていると、葬儀のことも今のうちから、いろいろと子供たちにいっとかないといけないことがたくさんありそうね。でも、自分や旦那の死ぬことを、子供たちには、想像できないだろうし、どうしたらよいだろうか。」

私は、思います。確かに、家族の中で、小さな子供であろうと、人が死ぬことを認識してもらうことは必要なことだとは思います。しかしながら、子供たちに葬儀のことを教えてもたぶんにちんぷんかんぷんでお話にならないだろうと思います。

では、親たちが、何をしなけらばならないのか。夫婦が仲良くすることや、祖父母を大事にする姿を見せることだと思います。そうすれば、両親の愛情を感じることもできるだろうし、祖父母の有難味を感じることもできると思います。そんな話をしていました。

二人のお母さんからは、立派だねえ。確かに私のところは、夫婦で仲良しらしいしねえ。と言った感じでカラカワれました。

また、別のお母さんが、「家は、旦那と仲悪いのよ。別れようかと思うことも度々よ」というので、私は、「離婚は駄目だ。葬式するとき、困るよ。山城新伍さんのことがテレビでもやっているでしょう。 今何をしなければならないか。それは、夫婦仲良くすることよ。」と言っっておきました。

まあ、お母さんがたは、まだまだ30代の方々です。なかなか自分が死ぬことそのことも想像つかないだろうし、難しいことなのかもしれませんが、遠い将来のことを考えると、今の生き方や考え方を少し変えることができるかもしれません。そんなきっかけにお盆がなってくれればよいなと思います。

2009/8/17 月曜日

こんなことで、よいですか。直葬とは・・・。

Filed under: 葬儀 — admin @ 17:36:13

前回のブログで、直葬の新規参入業者のお話をしました。

今月に入り、実際に寝台サービスの業務委託を受けました。病院に行ってみますと、故人の奥様(かなり高齢の方)と男の子供の方がいました。自宅の連れて帰りたいということで、故人と奥様を乗せて、自宅に向かいました。自宅に到着してみますと、委託先の直葬業者の方も来られました。さて、安置を行う部屋は、どこですかと私がこの業者の方に聞くと、「どこが良いですかね。」と逆に尋ねられました。奥様は、「主人がいつも寝ていたベットに寝かせてあげたい。」とのことでしたが、お家の中に上がり、故人の寝室の部屋の隣に、立派な仏壇がありました。業者の方と奥様に、火葬した後はどうするのかと確認すると、「まだ決めていないが、火葬した後にお寺に持って行って、納骨しようと思う。」と言い始めました。「お寺さんとは、それで話がついていますか?」とたずねましたが、奥様は、「身内だけで、葬式のしないのに、お寺に来てもらっても仕方がない。」と言い、直葬業者の人は、「そうですよね」と相槌を打ちました。正直、空いた口がふさがらない心境でしたが、直葬業者の仕事ですので、これ以上は黙っていました。

そこで、「それじゃあ、ベットに安置しましょうかね。」と言うと、直葬業者さんは、「納棺は何時したらいいですかね。」と私に聞きます。「貴方が決めることで、私が決めることではない。遺族の人と話し合って決めてください。」と返しました。そこから、納棺するのは、何時か、棺はどこに置くのかと話が始まり、故人の遺体を寝台車の中に入れたまま、何時まで経っても埒があきません。仕方がないので、「普通は、仏壇の前に安置をして、そこで納棺し、仏壇の前に置くのが、当たり前です。」と、アドバイスしてあげると、「じゃあ、そうしましょう。」とようやく話がつきました。仏壇の部屋は相当に埃がたまっており、この業者さんは、余りに気にせず、遺体を安置しましょうと寝台車から遺体を降ろそうとしていましたので、それを止め、まずは、家の人にお願いしようと思いましたが、この奥様は、自分で掃除をする気は全くなく、また、子供も病院からまだ家に戻ってきていません。また業者の気がつきませんので、、仕方がないので、私が掃除をしていますと、ようやく業者は、「手伝いましょう。」と気付きました。私は正直頭に血が上りました。「これは僕の仕事でなく、貴方の仕事ですよ」と怒りました。私は、掃除を止めて、外で終わるのを待っていました。

そうすると、子供がようやく自宅に帰ってきました。この直葬業者に依頼をしたのが、子供さんだった様子で、話をしていました。

その会話は、「昨日広告を見て、依頼をした。こんなに早く亡くなるとは思わなかった。でも、頼んでおいて良かったなあ。」「早く簡単に終わることができるから、安心だな。」そんな会話でした。

そんなこんなで、安置をして業務を終え、帰社しました。翌日、出棺を行いました。その時も棺を床に直においていたそうです。葬具である棺敷(棺を置く敷物)や棺台は、ありません。たぶん畳は、棺の中に入れていたドライアイスが溶けて、水分を大分吸ったのではないかと危惧します。

その翌日に、この業者が来社しました。この業者からは、業務委託対応をしてもらったお礼と代金の支払いをしてくれました。

その時に、業者は、遺族の人は、大変喜んでくれたと言っていました。私は、何を喜んでいたのかを聞くと、「安かった。」だそうです。自信満々に答えられました。 お葬式は、安いだけで語られる時代が来たのかと思うと暗澹たる気持ちになります。

また、遺族の人も、後から後悔しないことを念じます。お寺との付き合いのこと、ご近所の付き合いのこと。様々な事象がこれから起こります。これらをこの業者に任せたことにより、発生する事象です。この時には想像していないことが起こっていると思います。これをこの業者のせいにしないでほしいと思います。なぜなら、いろんなアドバイスができない業者の選択したのは、遺族だらか・・・。

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