お葬式は、誰のために行うの?
今月、無宗教で、奥様の葬儀を行った方がいました。 葬儀の施工担当者が、打ち合わせを行い、その内容を見た私は、「親族だけの家族葬を行いたいのだな。」とだけを思いました。葬儀が終わり、霊柩車の運転手から、出棺の様子や火葬場での話を聞きました。
喪主の方は、奥様について、様々な思いを、運転手に話をされたそうです。 無宗教でお葬式を行ったのですが、納骨するお墓は、田舎にあるそうで、これから、自分の死を考えた場合に、奥様と自分のお墓は別に建てようかどうか悩んでいるそうでした。 亡くなった奥様とは、ときどき自分たちの子供も、親とは同居せず、遠方に住んでいる。自分たちの老後の面倒を見てもらうことやお墓はまた別の場所にあるなど、子どもたちの面倒を考えるとどうすればよいのか悩んでいた。 結論が出ない間に奥様が亡くなったので、とりあえず、お墓のある田舎のお寺に頼むのもどうするかを決めていないので、無宗教で葬儀を行ったそうです。 運転手は、これからの喪主さんのことが気になり、これからも時々お話をしましょうと言って別れたそうです。
その後、この方より、葬儀施工のアンケートの回答をいただきました。施工の内容については、満足していただいたようですが、お葬式は、誰のために行うのかがよくわからなかったとのご意見がありました。
確かに、夫婦間の愛情やいろいろな思いで。そして自分たちの死後の希望や悩みなどが一度に吐露されるのが、お葬式です。その中にこの方のように、お墓や自分の老後生活などいろいろな悩みを抱えながら、これから生活の第一歩が葬式だとすると、自分と奥様のことよりも、お寺やお墓のことなど、様々な周辺のことを気に掛けねばならないお葬式は、誰のものと言いたくなる気持ちはわからないものではないなと感じました。
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