お布施について 2
前回の私のお布施について考えについて引き続き、私の知人の寺院の方にお布施について聞きました。
私は、この人にお布施について、葬儀の中で、消費者がよくわからないことと中に「お布施」のことがよくわからない方が多いので、お布施とは何ですかと質問しました。 なかなか、考えさせる意味深な質問ですねえ。と言われました。まあ、こちらの聞きたいことはお答えいただきました。
まず、辞書で、お布施を見ますと、二つの意味があります。ひとつは、仏教の中での修行の一つの意味です。二つ目は、読経や戒名を僧侶に頂いた謝礼の意味です。
我々のような葬儀業界の関わっている者や一般の方々は、普通、後者の意味でお布施を考えます。
しかしながら、仏教界の方からすると、お布施を前者の意味で考えているようです。
仏教では、仏の位に就くために、六波羅密(ろっぱらみつ)という行をしなければならないと説かれているそうです。その六波羅密(六つの行)の第一の行が「布施行」というそうです。お寺の方曰く、勘違いしているのは、葬儀や布施も死者に対して供養と思っていますが、すべては自分のために行うものということです。供養とはするものでなく、させていただくものであり、自分のためにするものだそうです。ですから、どのくらいのお布施が妥当なのかを考えると、自分の修行ですから、苦しくないとなりませんかねえ。とのことでした。
葬儀を死者に対して供養ではなく、自分のためのものだと考えは、我々FSNの葬儀に対する考えにも通じるものがあるのかなと思います。故人と絆は、自分のものであり、葬儀の施主になる、参列する。様々な立場があるにせよ、葬儀に参加する意味において、故人の供養ではなく、自分のためと思えば、葬儀にも意味が出てくるのだろうと思います。まずは、意味を考えることが必要なことなのであろうと思います。
しかしながら、我々は辞書の中のお布施の意味の僧侶への謝礼という概念を持っています。その中で、修行を考えることは、じっくりと落ち着いて考えないとなかなかできないことではないでしょうか。ましては、突然の家族の死を迎え、準備もなしに、葬儀を施工する中でお布施は、どうしても謝礼の意味で考えがちになるでしょうねえ。
さて、お寺さんも仏教者でもないわれわれがお布施をどのように考えているかは、百も承知で、幾ら支払えばよいかは聞きたいのよねえ。このお寺では、次のように、言われているようです。葬儀の見合った金額(祭壇の金額相応)もしくは、祭壇の費用の半額を目安にしてください。と・・・・。
我々、葬儀業界の人には、わかりやすいですねえ。しかしながら、一般の人には、難しいかもしれませんねえ。何故なら、祭壇の費用の適正金額がわからないといけません。これまた、死を準備をしておかないとわからない。ここら辺は、葬式代の公式をこのブログに書いていますので、参考になさってください。それでもわからない人は、我々の尋ねください。