2008/4/29 火曜日

家族葬って何だろう

Filed under: 仕事, 葬儀 — admin @ 10:58:38

最近、霊柩車でお迎えに行き、搬送途中でご遺族の方から「家族葬でお願いします。」とよく言われます。少し前までは、「密葬でお願いします」と言われていたのですが、言葉が変わったきました。よくよく聞いてみると、家族葬と密葬は、同じ意味で使われています。要は、お葬式に参加する人の数が少ないことを意味と、葬儀費用を抑えたい意味が含まれているのです。

我々葬儀社も、こんな意味あいで「家族葬・密葬」という言葉を使われていることは、重々承知しており、「ああ、そうですか。それではそうようにいたしましょう。」といった感じで、打ち合わせを始めます。

さて、打ち合わせが始まり、我々が、遺族の言っている意味の「家族葬」で行うなら、こんな風になりますが、会葬者や弔問者はないと考えてよいですね。と尋ねると、「イヤー。それはわかりません。町内の人は仕事関係の人には連絡しないといけないし・・・。」と答えが大半です。

では、「ご家族だけで行うのではないのですか?」と尋ねると、「そうしたいけどねえ。町内の人とか呼ばないのは変ですかねえ。」と逆に質問されます。

「人とのお付き合いは、今後のご遺族が行っていくわけですから、連絡するかどうか。参列してもらうかどうかはご遺族の判断が必要ですよ。私なら、今後の町内の人とのお付き合いは大切だと思いますし、お葬式に参列されなかった方が、お悔やみに自宅に三々五々来宅された場合の対応などは気を遣いますので、大変だと思いますよ。」とアドバイスします。

その他にも、「家族葬でするから、無宗教で行う。」では、お葬式の後は、お骨はどうするのかと尋ねると、それは決まっていないとか。普通に納骨する。その場所は、寺院にお墓があるとか。少々、遺族の矛盾した要望を聞くことになります。そして、その都度、質問し、アドバイスをしていくと、段々と普通にお葬式と普通に納骨まで行う流れに変化していきます。ただ、単純に普通のお葬式で、小規模なだけ。ここまで来るのに、こんな打ち合わせは相当に時間を要します。何故なら、遺族の人がお葬式から始める人との繋がりや、寺院のお付き合いなどを考えていないので、ああ、そんなことも気に使わねばならないのねえ。といった感じですから、お葬式の中身の打ち合わせは、ほとんどありません。

どうやら、消費者の皆さんは、「家族葬」と言えば、葬式費用が安くなるぐらいの気軽な気持ちで使っているだけのような気がします。それ以上に考えて家族で、残った家族が、社会の中でどんな生活をしていくのか。家族がどんな生き方をしていけば、故人が喜ぶのか。そんなことを考えを葬儀社にも伝えてもらえるとありがたいなあと思います。そうすれば、きっと、満足のいくお葬式が出来ると思います。

2008/4/24 木曜日

最近腹が立ったこと

Filed under: 閑題 — admin @ 15:08:47

お葬式の仕事は、何時仕事が発生するかわかりません。 ですから、私は昼食時間がバラバラで、食べれるときに食べるといった感じになりがちです。

そうすると、ファーストフードやコンビニ弁当を利用することが多くなります。そんな中でファーストフードのお店は、時々イライラさせられます。

何度も行っているお店での出来事ですが、その若い店員さんはマニュアル通りに、注文を聞くことに徹しており、私は、新発売のこれこれの中身は何かと聞くと、何でそんなことを聞くのかという表情をされました。そんな表情をされたので、お客のこちらは、非常に恐縮した気分になり、ついついいつもと同じ品物を注文するはめになりました。そうすると、この店員さんは、さっきの表情が突然消え、笑顔(作り笑顔)で「ありがとうございます。」と大きな声が言い放ちました。笑顔を作りものなら、ありがとうの言葉も作りもの。なんだか非常にモヤモヤした気持ちになり、テイクアウトして事務所で食べながら無性に腹が立ってきました。

お葬式のときも、同様です。我々が作りものも言葉や態度では、決して良いお葬式にはならないと思います。我々は、世間の人よりも、いろんな死に接する機会が多く、慣れてしまえば何も感じなくなるかもしれません。ただ淡々と仕事をするだけとなるかもしれません。本当にそれで良いのだろうか。

いろんな経験を、いろんな家族と接することでしている我々は、いろんな経験をさせてもらったお客様に対して、そのお礼や感謝を述べるような機会をあまり得ることができません。なぜなら、お葬式はお客様にとって何度も経験することがないものだからです。しかし、我々は、そのお客様に対してではなく、次のお客様に対して、その経験を活かして、良いお葬式をしていただくためのお手伝いをしていくことで、お礼や感謝をしてく必要があるのだろうなあと思います。ファーストフードの店員のようなマニュアル化した接客では、対応できない仕事だと思います。

2008/4/17 木曜日

年金

Filed under: 未分類 — admin @ 13:39:01

ここ2か月ほどで、お葬式のお世話をした方の中で、ちらほら見受けられたのですが、年金などを受け取っていない方がいるようです。私どもは、お葬式が終わり、葬式代の清算をする際には、死後の諸手続きなどについても説明を行い、お客様に少しでもお手伝いができれば思っていますが、年金の手続きのお話をすると、「年金は入っていない」とか「もらっていない」という方がいらっしゃいます。年金って、本来きちんと支払って、老後にきちんともらえるものだと思っていましたが、そうでない。近頃、世間で大騒ぎをしている社会保険庁のずさんな管理の問題もありますが、我々国民側にも、少しは問題がありそうですねえ。支払っていない人が結構いるようですし、年金を維持・管理する官庁も取れるところから取ることを優先し、支払を行わない国民は、ほったらかしにしていたようですねえ。

我々のような事業体は、厚生年金加入を義務付けされ、毎年支払が増加傾向にもあり、経営上は資金繰りの困る要因の一つにも関わらず、支払をしていない人がいることを聞くと、腹の立ってきます。昨日は、女性経営者と面談し、年金の話をしていましたが、女性の生活が多様化し、働く女性が増加しているにもかかわらず、専業主婦は、扶養家族して、年金を支払いをしていないのは、社会の在り方とそぐわないのではないかと思う。と言っていました。お葬式にしてもそうなのでしょうが、昔のやり方のままで良いことと、変わらなければならないことを、一回整理して、これからのことを考える必要があるのであろうと思います。そのためには、我々一人一人が自分のこれから人生(死ぬまでのこと)を整理する必要があるのではないかと思う次第です。

2008/4/9 水曜日

盛岡でのお葬式

Filed under: 葬儀 — admin @ 16:03:47

義父のお葬式について続報です。

前回、こちらと盛岡では、お葬式も随分と違うことを話ました。

一番違うのは、お葬式の順序です。北九州市では、お通夜・葬儀・火葬・初七日でだいたい2日の日程ですが、盛岡では、お通夜・火葬・葬儀・付法事(こちらでは言う精進あげの法要のことです。)と進み、計3日間の日程です。

そして、会葬者が火葬場にたくさん来られることも少し驚きました。こちらでは、火葬場には親族の方だけが行くのが普通ですが、盛岡では会葬者が大勢来られるので、何故かと聞いてみたところ、終わりの時間のきっかりと終わるからだと言われました。確かにお通夜や葬儀は、お経の後の法話や、喪主さんとの挨拶など、なかなか帰るきっかけを掴みにくいのかなあと思い、一理ある話なのだなあ。

 続きは、また次回とします。

2008/4/2 水曜日

家系図

Filed under: 葬儀 — admin @ 18:49:34

3月は、このブログを更新しませんでした。申し訳ない気持ちでいっぱいです。理由は、業務の多忙もありますが、最大の理由は、義父が末期癌で3月には、死を迎えるとの宣告を受け、日々気になり、どうもこのブログを更新する気分にならなかったことです。この義父は、3月23日に亡くなりました。岩手県盛岡市まで、義父の死後に対面し、お葬式に出てまいりました。義父は、大変立派な人であったので、参列者も多く、盛大なお葬式でした。

とはいえ、私にとっては、妻の父であり、お葬式もどこに居てよいのかも戸惑う場面も多々ありましたし、盛岡のお葬式と九州のお葬式では進行を含めてやり方が全く違うことには、正直驚くことがたくさんあり、自分にとっては良い勉強にもありました。

義母よりは、義父が亡くなる以前に、準備をした方が良いのかどうかを尋ねられました。私は、準備をすることを当然進めました。しかしながら、九州にいる私では、事前の準備をする手伝いが非常に難しいので、基本的には、葬儀社と話をしながら、決めること。その他、さまざまなアドバイスを行いました。

葬儀が終わり、九州に戻り、義母と電話で、再度お悔やみとご自愛の気持ちを伝えた際に、ひとつだけ義母より、私に事前に相談してよかったことを一つだけお話をされました。それは、家系図を書いておくことです。これは、家族からすると当たり前にわかることなのですが、葬儀社は打ち合わせの際に家族関係がどうなのかがわからないで、困る場合がありますので、これを準備しておくと結構便利なはずだし、たとえば、私のような立場でも義父や義母の兄弟の皆さんや嫁の従兄さんなどは、滅多に会う機会もないので、誰が誰だかわからない。こんな親戚連中がいっぱい集まるのが、お葬式だから、家系図があるとこんなことを把握することができるので、ものすごく便利なんですよ。とお話をしたところ、お葬式では、非常に便利だったそうです。

これは、皆さんもお葬式の準備をする際には、ぜひ作ってみてはどうでしょうか。葬儀社の人も家族関係がよく把握できるし、誰に話をすればよいのかを理解しやすくなるし、家族間でも、以外と話が弾む材料になるのではないでしょうか。

 4月は、3月分までブログ更新をがんばります。

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