2007/10/30 火曜日

変わりゆく葬儀業界

Filed under: 葬儀, 葬儀代金 — admin @ 11:18:07

先月末に、夕方のニュースで葬儀業界の特集がありました。

特集の中で、我がFSN九州の代理店である木下株式会社 木下副社長がインタビューを受けておられました。

内容を少し掻い摘んでお話をします。

葬儀業界は、日本社会構造が、少子高齢化に伴い、2037年までは死亡者数が増加するため、成長産業である。その中で他業種からの参入もありえる。現在、福岡県内では斎場が約300箇所あり。全国一の競争の激しい地区となっている。

消費者の立場からすると、普段余り家族や知人・友人の間でも話題にしくにい話なので、葬儀に必要なものや費用が見当もつかない。特に、葬儀に必要なものが消費者側から見た場合に、価格に含まれていると思うものが含まれていなかったりするので、わかりにくい。これらを確認していく必要がある。しかしながら、いざ家族の死に直面し、心情的に落ち着きのない中で、細かな確認が出来るかどうかは不安がある。

事前の予備知識として、『相場や変動する費用項目』などが必要となってきている。消費者側としては、予備知識を得る必要性が生じてきているため、事前相談を行なうケースが増えている。

事前相談の中で、必要なことは、2-3社を必ず回ることなどが挙げられる。

葬儀業界側からの取組としては、2年前に公正取引委員会が葬儀サービスの実態調査を行った。それに伴い、全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)が、葬祭サービスガイドラインを作成し、『料金体系の明確化や消費者の自由な選択の確保』などを進めていく動きが始った。しかしながら、消費者が知りたい核心の部分である相場や組合による価格の統一などには触れられていない点が、ガイドラインの課題との指摘があった。

消費者側も、残される家族に迷惑をかけたくないなどの理由で、自分の葬儀のやり方やその費用の捻出先などを指定するように家族の中でも話をするようになってきている。

こんな内容でした。

よく考えると、我々FSN九州は、これらの課題を克服している資産を持っています。

斎場や葬儀社によって違う葬儀費用を統一化し、加盟代理店の斎場では価格を明示している点が挙げられます。確かに、現状のシステムでは消費者から見た場合には、未だ不明瞭な部分が残っているとは思いますが、全葬連のガイドラインを先取りするようなシステムを持っていることは、消費者にとっても、我々FSN九州にとっても、強みなのではないでしょうか。この部分をもっと改善し、消費者の指示を集める活動が必要なのであろうと考えます。また、我々の存在を消費者にも知ってもらうことが必要なのであろうと感じました。

2007/10/26 金曜日

お葬式をすること

Filed under: 葬儀 — admin @ 20:56:22

祖母のお葬式があったことを前回お話をしました。その後祖母の年金や公的保険の手続きを行いました。孫の私が、祖母の手続きを行なっているのですが、祖母と私のつながりを戸籍などで証明せよといわれ、結構大変な思いをしながら、ようやく2週間をかけ終了しました。

祖母の戸籍を取り、祖母の子供である母親の戸籍を取り、私の戸籍をとり、祖母と同居していた伯母の戸籍を取り、そうやって祖母と孫の関係を証明しないと、手続きが進まない。なんだかおかしな気がしますが、それが現代社会。こんなことが現実だとすると、残された家族の面倒を考えると、そこそこ自分が死んだときにはどうするかを考えておかないといけないのかと考えさせられるものがありました。

さて、祖母の戸籍を見ているとこれは、私にとって興味をそそるものでした。祖母がどこで生まれ、どこで、祖父と結婚し、その後の子供たち(母親や伯母たち)の生活が、自分の記憶と結びつきながら、理解できるので、大変な作業でしたが、正直言うと楽しみにながら行なうことが出来ました。戸籍から母親から聞いたことがないような事実もあり、40歳になって初めて知った家族のルーツを勉強した思いを強くしました。

以外とお葬式は、こんな家族のルーツを勉強することが、本当に必要なことなのかも知れません。皆さんにとってのお葬式をするということはどんな意味があるのでしょうか。

2007/10/12 金曜日

祖母の死を通して考える

Filed under: 葬儀 — admin @ 20:50:29

10月1日に私の祖母が亡くなりました。91歳でした。数年前より、容態が悪くずっと入院をし、痴呆にもかかっており、最後の数年は、私が誰かもわからないような状況でした。亡くなる数日前に病院に見舞いに行きましたが、祖母は何かを私に言ってましたが、言葉もはっきりとせず、私には何を言っているのかも理解できず、とても悲しい想いをしました。祖母を見ていると、とても苦しそうにも感じました。その意味において、10月1日は、ほっとする気持ちと悲しい気持ちとで、とても複雑な想いを味わいました。

祖母とは、中学を卒業後は、それほど会う機会もありませんでしたが、私は、祖母にとっての初孫であったこともあり、やさしいお婆ちゃんでありました。一番の思い出は、私が台湾で生活をしているときに、祖母に両親と来てもらったことです。その頃には、脚も悪くしており、観光をするのも一苦労で、当時を思い出すと、『お婆ちゃんを連れて来い』と両親にお願いしたのは間違いだったのかなと思った記憶もありました。葬儀のときに、親戚より『お婆ちゃんは、台湾旅行のことを喜んで話をしていた』と聞いたときには、涙が止まりませんでした。子供の頃のいろんな思い出もありますが、今一番思うことは、少しはお婆ちゃん孝行が出来たのかと思えることが一番嬉しいことです。

さて、祖母の葬式ですが、葬儀屋稼業を営むもので、式の進行などはそれほど苦労することはありませんが、お婆ちゃんのことがよくわからないので、それを調べるのに相当に苦労しました。何せ私の母親(祖母の三女)もその兄弟も、祖母を本籍地や誕生日もよく覚えていないのです。死亡診断書に書いている生年月日が違うだのなんやかんやで、病院に診断書の訂正をしてもらい、役所に言って、死亡届を提出すると、今度は診断書の生年月日(訂正後)は違うといわれ、再度病院にいって再訂正をしてもらうだの大変でした。現在は、その後、相続の調査で戸籍を取るのに苦労しております。(本籍が北九州市にはなく、愛媛県西条市にある)

以前より、私は時々葬儀について講演なども頼まれ、『葬儀だけでなく、人の死に関することは事前の準備が必要ですよ』と言いながら、自分の身内のことが出来ていなかったので、恥ずかしい思いをしています。確かに、私は葬儀屋で、葬式のことは苦労しませんが、一般の方なら、本当に大変だろうなあと思います。改めて、事前準備の大切さを痛感しました。

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