2007/9/26 水曜日

孤独死を考える

Filed under: 閑題 — admin @ 12:07:22

先般の3連休のときに、私は、事件になりそうなことを未然に防ぎました。

9月23日の日曜日に家族の出かけ、家(マンション3F)に戻り、階段を上っていたところ、厭なにおいをしました。よく考えると、この朝にも、同じにおいを家の窓際で感じたのですが、そのときは余りに気にせず出かけたのですが、家に戻ったときには、かなりにおいがしたのもで、非常に気になりました。においは、大便のような臭いです。どこから臭いかを探していると、1F下の一人暮らしのお婆ちゃんの風呂場の窓が開いており、そこから臭いがしており、窓には、ハエが数匹飛んでいることを見つけました。私は仕事柄、『死んでいるのでは』と思い、インターンを何度鳴らしても、応答がなく、妻にも、お婆ちゃんを見かけたのは何時が最後かなどと話をし、すぐさま、マンションの管理会社に連絡を入れましたが、あいにく、休みで連絡が取れません。自分の勘違いで迷惑を掛けてもとの思いもあり、その後どうしようか迷ったのですが、自分の感じたことを信じて、警察に連絡を入れ、調べてもらうように依頼しました。警察がやってきて、お婆ちゃんの娘さんも到着しました。娘さんは、土曜日にあったばかり。何でこんなことになるのかと、警察に聞いていました。私の言いにくい話だが、最悪のこともあり得ると考えたので、調べたほうが良いことを説明し、家の鍵を空けて中に入ったところ、お婆ちゃんは、便所のところで倒れており動けなくなっていて、その周辺に汚物が広がっている状態でした。まだ息があり、救急車を呼んで1件落着となりました。娘さんからその後、お婆ちゃんは、脳にも腫瘍ができており、それが原因で倒れた。手術をすぐに行い、命に別状はないとの連絡があり、ほっとした気持ちを味わうことが出来ました。

さて、独居老人は、やはり周辺の住民が少しでも気に掛けて、助け合いの精神を持っていないと、このお婆ちゃんのようにはいかない。仮に、私が臭いを気になっても、警察に連絡することも疎ましさや、他人の家のことに口出しをすることも煩わしさ(勘違いだったから、大変なお叱りを受けるわけですから)を気に掛けていたら、助けられる命も助けれられないことになるのではないかと思いました。また、家族の絆も大切です。娘さんは、土曜日に話をしたばかりだから、次の連絡は、2-3日後だと思っていたそうで、今回は、本当に助かったと私に言っていました。それから、一緒に住むことも考えねばならないとも言っていました。

 この娘さんが絆の大切さに気付いてくれたことが一番嬉しかった。本当に良いことをしたと感じられました。

家族の絆を感じること。それが、お葬式にも求められることだと常々思っていましたが、生きているときから大事にしないといけないのだとも思いを再認識させられました。

2007/9/17 月曜日

葬式代の公式 その3

Filed under: 葬儀代金 — admin @ 16:17:34

皆さん、こんにちわ。このブログを更新するのに、時間がかかってしまって申し訳ありません。最近、自分の会社の事務所家賃などの逓減や事業の様々な問題を処理するのに追われていまして、このブログの更新がなかなか進みませんでした。

この連休は、土曜日から更新をしようと思いつつ、台風の影響などで、気温や気圧の変化が一日で激しいものですから、亡くなる方が多くて、大変でした。本日は、連休の最後の日。ようやく落ち着きを取り戻した感じです。

さて、葬式代のことについて2回ほど説明しました。少し復習してみましょう。葬式代は、算術で成り立つことを1回目で説明しました。その中でよくわかりにくいものとして、祭壇費用と斎場使用料があります。2回目は祭壇の費用の考え方について説明したました。今回は、斎場使用料です。

斎場使用料は、読んで字のごとく、お葬式をするのに、斎場を利用するから、かかる費用です。では、どんなものが含まれれるのか、そのコストの元はどんなものかです。私、葬儀社の家を生まれましたが、大学を卒業し、産業電機品メーカに就職し、10数年サラリーマンとして生活しました。そして実家の家業を戻り、それから、新たに葬儀関連の事業を起こして現在に至っております。

普通の会社から実家の家業に戻り、最初にしたことは、自分の親の会社は、一体どんなコストで売上を立てているのかを調べることでした。そして、親に対して質問しました。その中で、一番気になったのが、斎場使用料です。この費用項目で自分の会社がどんな費用を賄おうとしているのか。私の父親に対して、『斎場使用料では、どの位の経費がかかっているのか。どのような基準で価格設定を行っているか』と質問しました。答えは、『相場だ』の一言でした。正直、あきれ返りましたが、まあこんなものかと思い、今度は、様々な経費を調べ、斎場維持・運営に関る費用と、葬儀の施工により発生する費用とに区別し、斎場の維持・運営に関る費用を年間の施工件数で割算をしてみると、なるほどなと思う答えを見つけました。その答えは、基本的に、斎場使用料とは、年間に斎場維持運営に関る費用を顧客から頂戴する項目でありました。(まあ、葬儀社によって考え方はまちまちでしょうが、大体当たっているのでしょう。)

斎場は、1年間通して、基本的に年中無休です。水道光熱費(中でも電気代)は、結構かかります。また、お葬式が入れば、短くても2日間長ければ4日間ぐらいは、お葬式を行う顧客に快適に斎場を利用してもらうために、ずっと斎場や設備を休止することなく、回転していることを前提となっています。無駄な部分があるのでしょうが、人が何時亡くなるかわからないので、何時仕事が発生するかもしれないために、無駄を覚悟を斎場運営を行っています。そのために、この業界の人からすると、高いと思われるぐらいの費用がかかるのだと考えてください。

確かに、どんな会社でも経費削減のために、いろんな施策を打ちますが、例えば、最近は、顧客へのアフターサービスを集約化し、一次対応は、コールセンターに電話をしてください。電話を受け付ける時間は○○時から○○時まで、それ以外は対応不可。といったようなことも、当たり前になってきています。この葬儀業界では、こんな経費削減の施策は打てません。電話を24時間対応。仕事が発生すれば、24時間何時でも出動します。この体制を維持するための経費は相当かかります。でも、この業界にいない人には目に入りにくいものですし、斎場使用料という名目だけ考えると、もう少し安くならないのかなと感じるのは当たり前かなと思います。まあ、斎場使用料の費用計上のやり方も、葬儀社によって違います。基本的には、通夜・葬儀を合わせて斎場使用料が幾らかかるという設定をし、初七日法要まで行えば、追加で幾らかかるという設定だと思います。また顧客側の都合や友引の日にかかって、お通夜の日取りを一日伸ばすと言った場合に、これまた斎場使用料が追加でかかる場合もあるかと思います。(ここら辺は、葬儀社によってまちまちですね。統一した見解がないのが実情です。)

皆さんの斎場使用料は、どこからどこまでで幾らかかるのかなどを確認しておいたほうが良いです。葬儀社の説明不足で後から請求書が来て、こんなにかかるのかと驚くより、まずは確認することが大切です。

以上

2007/9/6 木曜日

鎌倉市と葬儀社が斎場建設でもめている

Filed under: 閑題 — admin @ 16:23:39

こんにちわ。本来なら、葬式代の公式 その3をお話をする順番ですが、ひとつ飛ばして、今朝、仕事にいく途中で、車中で見た(危ないので止めたほうがよいですが・・・)テレビのニュースについて、感じたことをお話します。

今朝のテレビ朝日『スーパーモーニング』で、鎌倉市の古い商店街の真ん中に斎場建設の話が持ち上がり、住民と行政サイドより、業者側に対して業態変更の申し入れがあり、もめているとのニュースをやっていました。

商店街の住民からすると、斎場は、この商店街の景観などを阻害するので中止しろといっており、市長や市議会もその後押しをし、業者が建設を推進するなら、業態変更(葬式をするなということでしょうね)を申し入れているという話です。建設を行う業者側からすると、建築許可を得ており、今さら、行政が何を言うかという感じなのでしょう。着工を強行しようとする姿勢を崩さずにいるということです。

まあ、普通なら、業者は、斎場を建設し、その斎場の地域住民から、お葬式の受注をすることをもくろんでいるわけで、住民ともめることは余りよくないことであろうと思いますが、この反対運動を起こしている住民が、その地区のどの位の割合なのかがわかりませんので、反対運動を行っている住民数が少ないと思えば、建築を推進することは、理解できます。たぶんに、この葬儀社さんが、ここまで強行に事を推し進めようとしているのは、行政側の態度にあるのではないかと推察します。葬儀社に対して、業態変更しろとは、よく言ったものです。同業者として、『馬鹿にするな』との思いはあると感じます。また、建築許可を出したのも、行政であり、反対するのも、行政では、話が矛盾しており、何をやっているのかと言いたいのではないでしょうか。

それは、さておき、葬儀社が斎場を立てることは、それほどその地域において問題なのでしょうか。そもそも疑問です。何故、反対しているのか、何が、商店街の景観を壊すのか。よくわかりません。 ただ単純に、『死』ということを遠いところにおいておきたいという気持ちなのでしょうか。この反対している住民は、この葬儀社が、反対運動を理解し、斎場建設を断念して、どこか遠いところに代案として斎場を作った場合に、いざ自分の家族のお葬式のときに、遠い斎場を使うのか。本当に疑問に感じます。

この葬儀社さんも、ここら辺を住民の方とお話しながら、斎場建設を進めて欲しいと思います。

以上

HTML convert time: 0.888 sec. Powered by WordPress ME